皆さまこんにちは。
弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に
「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている小さな工務店です。
アイラシックホームでは、
現在、小松市島町のモデルハウスの構造見学会を行っています。
先日の日曜日に見学会に来られたお客様に今回、ご予約された理由を聞いたところ
「建築中の家でエアコン1台で涼しい!というのは、本当なの?」
ということでした。
ご来店いただいたお客様のおっしゃる通り、
本当に体感しなければわからないこということです。
人間の感覚って、そういうことだと思います。
例えば、素晴らしい音楽だって、聴いてみないとわからないし、
素晴らしい香水も嗅いでみないとわからないです。
これは、住宅も同じで、住んでみないとわからないです。
五感で家を感じるという経験は、住んでみないとわからないです。
家づくりのことを調べる方法は、今は、NETで調べる、ブログを読む、
雑誌を読む、YouTubeを見る、など様々あります。
今は、視覚的にはその家を感じるツールや媒体は増えています。
しかし、触った感じや香り、空気の温湿度の違いは、わかりません。
音もわかりやすくなってはきましたが、
人間の耳を再現できているマイクはそんなにないようです。
せいぜいが、ルームツアーなどで、いい香り!、涼しい!暖かい!という
感想を聞いて想像するだけになります。
正確に想像できるのは、実際に来店していただいて体感した方だけに
なります。
その感覚を数字で表すことはできます。
しかし、その感覚を自分の中で正しくわかっていただけるのは、
体感した方にしかできないです。
このようなことは、断熱や空調も同じになります。
では、断熱等級1~7の家に住んだ感じを簡単に表してみます。
冬に関しては、断熱等級1と2はあまり判別がつけにくいです。
「一律に寒い!」です。
断熱等級3になると、「暖房が効く」という感覚が出ます。
断熱等級4になると「暖房が効いて暖かい!」というのを体感できます。
断熱等級5になると、「暖房のないお部屋の温度も寒くはないかも?」
という感じになります。
断熱等級6は「暖かい」と言ってもいいと思います。
断熱等級7に近づくにつれて、暖かいという感覚すらなくなり、
家中が暖かいので何も感じなくなっていきます。
つまり暖房があるかないかも忘れ、寒いという感覚を忘れます。
言葉に表すとそのような感じになります。
このように断熱等級1~7の感覚を比べたことがある方は
そんなにいないかと思います。
いろんな家に行って、温湿度と外皮性能を意識して体感して
みたことってないですよね。
しかし、住宅関係の営業をしている方に、
「そんなに断熱等級高くなくてもいいと思いますよ」と言われたと
弊社に来られたお客様おっしゃっていました。
ご自分が体感したことのないことは、批判する人が多いですよね。
例えば、断熱等級2程度の家で生まれ育ち、
断熱等級4の家に住めば暖かさに感動をします。
それをもって断熱等級4以上は必要ない!ということになります。
断熱等級4から断熱等級5に上げると、はっきり暖かさの違いを
感じることができます。
もうこれで十分だと思えます。しかしこれ以上先の世界はないっと💦
しかしさらに断熱等級6になると
あれ!これはもう非暖房室の補助暖房やダクト式エアコンは
なくても大丈夫かも?
ということに気づきます。
こんな住まいがあったんだ!って目から鱗が・・・
これが最高の住宅?
しかし、まだまだレベルの高い住宅があります。
断熱等級7やパッシブハウスなど。
そのような住宅に住んでみると、
これは断熱等級6とはまた違う!とわかります。
誰でもそのレベルで止まっている方は、それ以上の住宅を
体感したことが無いから、それ以上は必要ないと思いがちです。
「愚者は、経験に学び、賢社は、歴史に学ぶ」いう格言があります。
自分の経験から出た結論以上のものは想像すらできない人
のことを言っています。
現在、小松市島町のモデルハウスの構造見学会は、
UA値0.19で弊社で最も高い性能の家です。
ここ5年くらいで、わが国の新築の断熱水準は上がってきました。
来年からは、断熱等級4が最低基準になります。
6年後には、断熱等級5が最低基準になります。
そして、本来の目標である、等級6の最低基準かを目指し、
法改正の動きはその後も進んでいきます。
それまで断熱をやっていなかった業者さんからすれば、
どのレベルに上がっても、ここまで違うのかという
新鮮な感じになります。
そこで、こんなに違うならこれで十分だと思うか、
こんなに違うのなら、これ以上やったらどうなる?と思うか。
だから、世の中の断熱なんてこの程度で、もう十分ですよと
いう方もたくさんおられるし、そのもう十分だと思うレベルも
あるのが分かります。
ということから、
「住んだことないけど断熱は、
こんなもんでいいですよ」
という人の言うことはあまり聞く意味がないと思います。
「いろいろ住んだけど、断熱は、このくらいが良いんじゃないかな?」
という人ならまだ耳を傾けても良いと思います。
自分がやったことのないことをやりたいと思った時に
同じくやったことのない人に相談する方は少ないですね。
冬暖かい、夏涼しい断熱性能の高いお家にしたいのなら、
断熱工事をしたことのある住宅会社にご相談した方がいいですね。